幸せな社長のFlow days 第3回 「〝プラス発想〟で考える」
こんにちは、関根美紀子です。
「和田の一言メモ」でも和田が触れていますが、今回は、船井総合研究所で最初に教わった「成功の3条件【素直・プラス発想・勉強好き】」のプラス発想について書きたいと思います。
プラス発想は、仕事をする上でも人生においても私の礎となっています。 今から30年ほど前は、プラス思考やポジティブシンキングという言葉もまだ耳慣れない時代でした。
入社面接で「ここに水が入っているよね」と言って、当時面接してくれた上司がグラスの水を私に見せました。
「これしか入っていないと思うか、まだこれだけ入っていると思うか、考え方は違うよね。船井総合研究所は、まだこれだけ入っていると思うプラス発想の社員が集まっています。お客様もプラス発想の方ばかりです。だから業績が伸びています」と言われました。
元がマイナス発想で「悪いことを想像していればいいことがあった時にもっと喜べる」という程度の低い考えをしていた私でしたから、何のことだかわからず宗教のようだなと思って聞いていました。
今思うと、入社面接から「成功の3条件」を説いていたのです。 マイナス発想の私が入社できたのは、当時人手が足りなかったのと、素直さだけはあったからかもしれません。(笑)
入社すると「3時間しか寝てないじゃないよ、3時間も寝たと思うと疲れない」「風邪をひきそうだ思うと風邪をひくから、そんなこと思うな」(笑)「人は思った通りになる」「疲れたというマイナス言葉も使うな、自分が疲れている時、まわりはもっと疲れている」と、ことあるごとにプラス発想するよう、教わりました。
そのため、社員もプラス発想を口にします。大事なことはことあるごとに何度も言うことで、そうすることでやがて社員に浸透していきます。そして、笑顔が増えます。上司が頻度多く使う言葉が、社員に浸透していきます。
そして、ピンチの時、辛い時、苦しい時は、プラス発想が身につくチャンスだと実感しました。
落ち込んで辛い気持ちを十分に味わった後は(感情は感じることが大事です。マイナス感情を感じないように蓋をしてしまうと、いつまでもその感情を持ち続けることになります)プラス発想すると、道も開けることがわかってきました。
そして、仕事がどんどん楽しくなりました。
今も、あと100年は働きたいと思っています。(笑)
プラス発想を学べる会社に入ることで、仕事も人生も大きく変化しました。考え方を学ぶことが、仕事へも大きく影響します。 会社は、社員の意識の集合体です。プラス発想できる社員を育成してみんなを幸せにしたいですね。