「ワダのその時、思ったこと、感じたこと」 (2020/11/13 №27)

菅総理の「国会答弁」が話題になっている

国会議員は演説や答弁などで人前や映像で大衆に見られる。よってその話し方や内容で評価されてしまうのは当然のことである。

米大統領選の様子がこの1ヶ月ほど、常時、日本のテレビでも映し出されていた。

そして安倍さんに代わって菅さんが総理になって1ヶ月以上経ち、国会で就任後初の答弁をしている。

菅さんは当初から話す時に感情を表に出さず朴訥と話すタイプであり、語彙力もそんなにないので「答弁は大丈夫か?」と心配する声もあった。

国会中継を見た人でも人それぞれの感じ方があるだろう。新聞などに出ている専門家の評価は

①手堅い即答、攻めにくい ②簡便さを優先、心に刺さらない ③「私が」という主体的表現が多くなり、首相らしくなった 等々である。

官房長時代とは違って相手の目をみて話すので、声のトーンも大きくなったような気がする。まぁ、これからが見ものである。

米大統領の勝利宣言をしたジョー・バイデン(77歳)氏にしても初の女性副大統領になったハリス氏にしても、さすが、マイクの前に立ったら「話す力」は大したものである。

国会で答弁する菅首相(C)朝日新聞社