幸せな社長のFlow days 第66回 「コロナ禍でも変えてはいけないもの」
先日、コロナの影響でいったん「閉店」したお店が再開したので、ランチに行きました。「よかったねえ、つぶれなかったんだね」
と友達と話しながら、ワクワクしながら行きました。
メニューを開くと「あれ?」すっかり内容が変わっていました。以前は、800円~1000円くらいのランチだったのが一番安くて1300円。量を多くするためにそばがつけられ、どこでも買えるデザートがついています。
コロナの影響だから、大変なんだね、仕方ないねと話しました。
お店に行ったのは、13時を回っていたのでお店の中はもうガラガラだったのですが、店員さんはなかなかきてくれません。オーダーしてから出てくるまで20分ほどかかりました。
人も変わってしまったのでしょう。商品の質も、サービスの質もすべて下がっていました。受け継がれたものは何一つありませんでした。
「いつもありがとうございます。また始めたので、どうぞこれからもよろしくお願いします」
と言って、お店の外までお見送りされたら、また来ようと思うかもしれませんが、残念ながらそんな声掛けもありませんでした。
変なデザートやおそばをつけて量を盛るよりも、真心ある対応が大事だなと思いました。
日本経済新聞が主要居酒屋チェーン50社の6700店舗を調べたところ、そのうち219店舗が業態転換を決めたという調査結果がでていました。
(日本経済新聞2020年11月8日)
和民は、主力居酒屋の三分の一を「焼肉店」へ、三光マーケティングフーズも居酒屋の4割の店舗を「寿司店や焼肉店」に業態転換するそうです。
コロナの影響でさまざまな取り組みが今後も行われるでしょう。今後さまざまな変化があるでしょう。
その中で何があっても変えてはいけないものは
「お客様の望むものを知り、それを提供し、満足させ続ける」
その一点であることを改めて学びました。
そして、トップが元気な会社は社員も明るくお客様にも伝染しますね。