11月1日に宇宙ステーションに向かって、民間ロケットにスペースXが飛び立った。その飛行士の一人が野口聡一さんである。
野口さんは3回目の飛行となる。その時の言葉の一つが「黒電話からスマートフォンに変わったようだ!」というものであった。
テレビで見ると、その操縦室はまるで映画「スターウォーズ」のようだ。今までのロケットはまるで違う。操作は全てタッチパネルであり、iPadを使っているようで、野口さんの感想はこれである。
スペースXは2002年に立ち上げられたベンチャー企業で、創業者はテスラのイーロン・マスク氏。
だからテスラの製造や操作の発想は今までの自動車と全く違う。ここに「イノベーション」があった。テスラが時価総額50兆円を超え、トヨタの倍の価値を持つようになったのは、近い未来への先取りなのである。
スペースXは、カルフォルニアに本社があるが、今や7000人の従業員がいる。着実に宇宙でも成果を出している。イーロン・マスク、テスラ、スペースX恐るべしである。