実態経済はなかなか浮上できないが、株式市場は世界的にある面、バブル気味である。
その答えは二つある。一つは「金余り」である。もう一つは小粒ながら「IPO(株式公開)」が順調にあることだと思う。
だが、こうした中でも企業は「三つの変革」がなければ株式市場から置き去りにされてしまうとみている。
その一つは「脱炭素化」である。キーワードは「低消費電力技術」「電動化技術」で、この銘柄企業は既に上昇し始めている。
二つめは「デジタル化」だ。なかでもDX化に対応して企業モデルを変えているところ、チャレンジしている企業は注目されている。
その代表が「保険会社」であり、「物流システム提供会社」である。
三つめは「事業再編」である。以前の鉄鋼や石油などは既に終わっている。これからはゼネコン、電機などでそれが求められるし、またM&Aが活発化してくるだろう。
コロナはこの動きを加速させる。