「サブスク」、すなわちサブスクリプションビジネスが言われて、もう5年も経つが、ここに来て、にわかにこの定額課金ビジネスが様々な業種で広がり始めている。これも「プラットホーム」としてインターネット、スマホが当たり前になってきていることがある。
中でもトヨタ自動車の「キント」はテレビCMでも見られた方が多いと思う。
コロナ禍で国内新車市場は落ち込んだが2020年7~9月までの申し込み件数は約3,700件と前年同と比べて約8倍に伸びている。特に割安化とプラン拡充で若者層をつかんだ。ウェブの申し込みが全体の3分の2を占め、月平均で1000件の申し込みがあるという。
申し込みも非瀬接触型にしてウェブページでチャット形式の問い合わせや窓口を公開し、10月にはキント専用のコールセンターを立ち上げた。
まさに時代は「所有」から「活用」になった。月々払いで3年、5年、7年という期間で契約、契約途中でも乗り換え可能など、サービスの多様化によってお客様対応が進化している。