人生や経営の役に立つワダの一言(2021.3.1 №156)
「『くれない族』とは『~をしてくれない!』を口グセにしている人」
作家の曽野綾子さんが「人生を幸福に生きるためのヒント」としておっしゃっていた言葉である。
「青年でも中年でも『~をしてくれない』と言い始めた時から既に精神的に老化が進んでいる。人にばかり要求をしているが、自分は人に何をしてあげているのかを考えた方がよい」と言う。
つまり、自分のしたいことは自分の力ですると同時に、他者のためにさせていただくという気がない人間は大人とは言えない。真に幸福な人生も生きられない。
「だから7割は自分のために、3割は他人のために尽くす。年をとればとるほどそういう人間になれればいい」、これも曽野さんの言葉である。
「くれない族」にならないように気をつけて生きたいものである。