「ワダのその時、思ったこと、感じたこと」 (2021/4/21 №68)

これからの変化に対応するために「社会人が学び直せる機能(学校)が必要になる

コロナ禍によって経済が縮小し、いろいろな課題が見えてきている。3月初めの時点で仕事を失った人は9万人を超えたようだ。

一方、社会や働く職場はDX化とかデジタル化とか新しいIT知識や技能を必要としてきている。一言でいえば「それに対応できない人は不要」なのである。

ハローワークを訪ねれば再就職に必要な能力を習得できる大学など社会人向けの講座の情報が得られ、職業訓練給付金の申請もワンストップでできる。来年度から始まるリカレント教育の新制度である。政府は各大学、短大、高等専門学校などを対象に社会人が情報技術、知的財産、介護分野などの知識、技能を学ぶプログラムの公募を始めた。

受講料は国費で負担し、8月からの開講をめざす。いずれにしても社会は大きく変わり、デジタルが社会も会社も必須になってきている。そのような知識や技能をより多くの人が取得し、国全体が変化対応しなければ世界から取り残されてしまうのである。