人生や経営の役に立つワダの一言(2021.11.12 №189)

 「雲外蒼天(うんがいそうてん)」

将棋棋士の藤井聡太さんが棋聖となり、三冠を獲り、史上最年少でのタイトル初防衛と九段昇段の就任式で、記念扇子にこの「雲外蒼天」という言葉を揮毫していた。

「目の前の困難を努力して乗り超える事で、その先には青い空が待っている」という励ましの言葉としてよく使われる。

藤井さんはその式で「強くなることで盤上において今まで見えていなかった新しい景色が見えてくるのかなと。それをめざしていきたいという気持ちを込めました」と説明したという。

藤井さんは今までにも「大志」「飛翔」とか「望外の喜び」など、10代の若者でありながら、大人顔負けの言葉を知っており、一つひとつの節目に上手に使うなぁとこちらが勉強になるほどです。