今夏の暑さは7月の10日頃から始まり、各地で猛暑日を連日超すという異常な状態であった。
40度になったところもある。
季節商品は寒暖によって商品の売れ行きが変わる。
そんな猛暑の中で殺虫剤大手のフマキラーとアース製薬、大手2社の1~6月、4~6月の業績が低迷、その後の7月以降も暑さの影響で需要が低迷した。
フマキラーの業績発表によると、2018年4~6月の売上は5%減の138億円、純利益も3億1400万円と前年同期比73%減、理由は例年より気温が高く、蚊の活動量が低下し、主力の殺虫剤の販売が苦戦したからである。
アース製薬も18年4~6月の純利益は前年同期比35%減の40億円で、殺虫剤、蚊、ハエ用だけでなくゴキブリ用も低迷という。
両社の株式も大幅に急落した。
この暑さに「蚊もバテ気味であった」ということである。