ゾゾが2018年12月25日に有料会員サービス「ZOZO ARIGATOメンバーシップ」を始めた。
年3000円、または月5000円で、ゾゾの買い物を常時10%割り引くというものだ。
これに対して大手アパレルブランドの10社ほどが出品の停止や見合わせに入ったという。
大手メーカーは、基本的には「百貨店でも専門店でも割引はしない」ということでブランド価値を維持している。
「ゾゾだけ安くなるのは不公平」という考えもある。
それと、表には出していないが、マスコミが取り上げている前澤社長の最近の話題や経営姿勢に取引先としても「如何なものか?」と「?」がつき始めているということである。
1960年代に松下電器が同社の製品を安売りしたダイエーとの取引を停止したことは流通史に残る事件でもあった。
その対立は30年以上も続いた。
さて今後、どうなるのか?注目である。
※「ワダからのメッセージ~トレンド編」を「ワダの週刊トレンドニュース」というタイトルに変更しております