「ZARA」を展開するアパレル世界最大手のインディックスは店舗7412店の16%に当たる約1200店を閉める計画を発表した。
その理由の一つは新型コロナによる営業不振で赤字に転落したことである。
二つめはインディックスは本社のあるスペインから空輸によって2日で世界に届ける独自のサプライチェーンを築いて成長してきたが、流行に左右され、大量の在庫を抱えると売りさばくのが難しく業績が悪化するという欠点もあった。
特にヨーロッパでは、若者は大量生産大量出店の環境破壊型の会社に対しての目が厳しいという。つまり今までの成長モデルが通用しなくなってきたということである。
同時にECへの対応である。現在、14%の比率を2022年には25%に引き上げるという。アパレル業界の潮流である。