人生や経営の役に立つワダの一言(2020.7 №128)

 「マネから入ってマネから脱する

独創性というのは、先輩や先行商品の物マネから始まるものだと若い頃に感じる時があった。

コンサルタントをしていて、「あの人は話し方が上手いなあ」と思った人の話し方をマネしてみた。「あの先輩は何をポイントにおいて見ているのだろうか」と追及してみた。

マネるということはつまり学ぶことであり、習い、反復することである。

それには観察力、分析力もなければならない。

昔、ユニ・チャームの創業者、高原さんから「我が社の生理用品は先行企業のマネや。米国のP&Gの〝マネと学び〟からスタートし、独自商品を開発した」と伺ったことがある。