人生や経営の役に立つワダの一言(2020.12 №147)

 「時代が先に行って、時代が作曲家を選んでいく」

戦後、日本の音楽界でヒット曲を連発された筒美恭平さんが2020年10月7日、80歳で亡くなられた。

マスコミはこぞって筒美さんのことを最高評価している。

1971年から10年にわたって日本の作曲家別レコード売り上げが年間1位を記録など、数々の記録を残している。

1960年代からのグループサウンズ、歌謡曲、J-POP、また「サザエさん」に代表されるアニメ主題歌などを作曲した。

筒美さんがいなかったら、日本の音楽は今のような状況にはなっていなかったともいわれるほど、その存在は大きかった。

その筒美さんも1990年代のテレビで歌謡曲が歌われた時代が終わり、音楽界でもインターネットやシンガーソングライターの時代に入った時、この言葉に代表されるように「時代の変化を感じた」と言われている。

これは音楽ばかりでなく、あらゆる分野で言えることである。