イーロン・マスク氏は電気自動車の「テスラ」、宇宙ロケット打ち上げなどの宇宙ビジネスの「スペースX]、そして今回「エアコン」に参入する意欲をみせているという。まだ決定したわけではないが…。
技術的には2020年に発売した多目的スポーツ車(SUV)「モデルY」にヒートポンプ式のエアコンを搭載。「小さくて効率的。暑い夏や寒い冬、どんな状況でも動作する」とマスク氏は自信をみせているという。
自動車用を家庭用に転用する示唆ととらえられ、こうした動きにダイキンなど国内勢は警戒し始めている。
これも自動車と同じで、ダイキンはエアコンが主力で太陽光パネルや蓄電池を手掛けていない。つまり、ガソリン車からEVに転換を図り、創造的破壊者(ディスラプター)としてテスラを成長させ、ロケットまで打ち上げているイーロン・マスク氏のやることは脅威なのである。