人生や経営の役に立つワダの一言(2021.2.8 №153)

 「人の心を動かすのに一番重要なのは、あなた自身が情熱的に生きているかどうかだ!

新聞のコラムに資生堂社長の魚谷雅彦氏が書かれていた言葉である。

魚谷氏はいわゆる「プロ経営者」と呼ばれる一人だ。フィリップ・モリスやコカ・コーラなどで役員をされて資生堂の社長になられた。この魚谷さんが「社内外での人前でスピーチをする時、やはり準備に準備を重ねて話しをする」ということをコラムに書かれていた。

さすが「プロ経営者」である。社長の話す力は社員にもその本気度や考え方が伝わる。株主総会でも書き物を見ず、自分で考え、自分の言葉で話すよう努力をする。必死に記憶し、直前でもトイレの中でも繰り返し練習するという。

そんな魚谷さんの、話し方も大事だが「話す人が情熱的に生きていなければ伝わらない」という言葉はリーダーには参考になる。