外食企業、店に暴風が吹き荒れ、主要100社で2021年1月までに「全体の5%にあたる約2700店の閉鎖が決まった」という。昨年2020年の7月末で約1170店の閉鎖だったから2.3倍に拡大していることになる。コロナで「三密」回避のため、レストランに来店しなくなったからである。
ちゃんぽん店を運営するリンガーハットは20年12月末までに70店を占めたが、さらに23店を閉店したという。
外食産業の市場規模は約23兆円あり、約338万人が働いている。今後、さらに集客できなければ倒産、失業が拡大する業種である。損益分岐点比率も9割という業界で売り上げが2割下がっても赤字転落である。
和民は焼肉店に転換、デニーズはテレワーク専用席を設けた店舗を展開する。利用料はドリンクバー付で600円、午後2~6時まで利用できる。まず都内の2店舗で始めた。
今後、このようなアフターコロナ後を見据えた新しいサービスにチャレンジをして生き残りにかける必要がある。