3月13日の日経の一面に載っていた見出しである。三菱UFJ銀行が2020年春の新卒採用の一部に「能力に応じて給与が決まる仕組みを導入する」と発表。デジタル技術などの専門人材が対象で年収は大卒1年目から1000万円以上になる可能性があるという。
一律300万円程度としてきた体系を改革し、IT(情報技術)企業や外資系に流れていた人材を取り込む。横並び意識の強かった銀行も人事、賃金制度の改革を進め、競争時代に入る。
これは銀行ばかりでない。社会全体がデジタル化という流れにあり、今まではシステム会社などに丸投げしていたどんな会社でもそこに取り組まなければならない時代になった。デジタルに強い人材の獲得競争は既に発生し、インドなどから採用も始めている会社もある。
時代は根本から変わりそうだ!