人生や経営に役に立つワダの一言(2017.12 №7)
“些細(ささい)”な事を大切に!
かつて小売業の社長に教えていただいた言葉だが、何十年も経った今もこの言葉は耳に残っている。
その社長のお母様が創業者であった。
「うちの母は店の掃除の仕方、お客様への挨拶の仕方、お出迎え、お見送りの仕方、どれをとっても『誠実に丁寧』であった」という。普通の人は「まぁ、いいや!」と思うような小さなことでも『丁寧に、そして一生懸命』であったその姿は忘れないし、生涯の教えであったそうだ。
そういった教えの中から、私も一つだけ学び、実践し続けていることがある。モノをお贈りする時であるが、基本的には気持ちをこめて探したモノ、縁あったモノをお贈りするのだが「その気持ちを手紙にしたためるようにしている」のである。
些細なことかもしれないが、その気持ちを大切にしたいと思っている。
些細なことほど人に感動を与えるものだ。大切にしたい行為である。