今や日本の電機メーカーの家電製品、特にテレビの存在感は見る影もない。
一方、韓国勢は、特にサムスン、LGの2社だけで世界シェアの45%近くを占める。中国勢もかなわない。
その要因は特にサムスンのネット対応戦略である。独自開発の基本ソフトを標準搭載し、ネット操作の利便性を高めており、「Netflix」「YouTube」など、動画サービスのボタンを接続すればすぐにネットに接続して快適にコンテンツを楽しめる。
スマホとの連携も重視して、手元のスマホで選んだ動画コンテンツをすぐにテレビの大画面で映し出す機能も備えたという。
私自身は、この10年以内にもテレビのコンテンツは大きく変わり、従来のテレビ配信はニュースやテレビ会社独自の情報コンテンツが中心になって、ドラマなどは動画コンテンツ「Netflix」などに変わるだろうと見ている。既にトヨタなどは「YouTube」などで独自コマーシャルに力を入れ始めている。
2000年代前半まではシャープやソニー、パナソニックが世界で上位を占めていた。その後、液晶パネルでの投資に力を入れて、韓国、台湾勢が躍進し、テレビブランドでサムスンが頭一つ飛び出して、そして今後は中国勢が安いテレビで世界を制覇しようとしている。
時代は20年ごとに、その立ち位置さえ変えているのがわかる。