「ワダのその時、思ったこと、感じたこと」 (2021/9/29 №90)

Netflixの日本の地方シェアアップの戦略

Netflixは2015年に日本でサービスを開始し、オリジナル作品を強みに会員数を伸ばしてきた。特に、このコロナ禍で私の友人なども「Netflixを1日2~3時間は視ている」という。「面白いし、視たい番組がある」と。定年退職して時間もあるからというのもある。

そのNetflixが地方のシェアを高めるために東北電力と提携し、動画サービスと電気料金のセットプランを始めると発表した。新サービスは東北6県と新潟県の約420万世帯が対象だ。

地方はまだシェアは低いが、「都市部よりテレビを視ている時間が長い」というデータもある。そして若者のテレビ離れが顕著になっていることもあり、「スマートテレビ(インターネットに接続できる)の普及によってNetflixを視てもらえる客を広げる」という。

「セットプランによって、年間9,300円ほど得になる」ということも売り込みの一つである。