会社が生き残れるかどうかは最後は資金繰りである。資金繰りに困らないためには日常的に健全な財務状態にして、手元資金を常に保有しておく努力をしておかなければならない。過剰投資、過剰借入は突然のリスクに対応できなくなる。
今回のコロナは突然であり、しかも1年半も人の動きが制御され、売上は激減した。
居酒屋チェーンなどを展開するコロワイド(東証1部)は公募増資や新株を発行し、約220億円の調達をすると発表した。これを運転資金に充当した借金の返済や店舗新設や改装、業態転換に振り向ける予定でコロナ後の財務健全化をはかるという。その他の会社も以下のような資金調達を行っている。